誰かに教えたくなる蔵物語

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誰かに教えたくなる蔵物語

南端氷仕込みとは

 
鹿児島との県境、九州の温暖な環境で酒づくりを行う亀萬酒造。自然な状態で日本酒づくりをする蔵としては限界地点ともいうべき場所にあります。年々進行する温暖化。それに対応するため、亀萬酒造では大量の氷を使った南端氷仕込みという醪(もろみ)仕込みを行なっています。仕込み水や蒸米が入ったタンクに大量の氷を入れることで酒づくりに適した温度に。「その日の気温や湿度によって変わるのですが、だいたい1本のタンクに多い時で300kgの氷を入れます」と竹田専務。空調設備に頼らない天然醸造にこだわる酒蔵の知恵と工夫がここにはあります。

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